自分の歯のように咬めるようになりたい
(インプラント・入れ歯)
インプラント治療とは?
インプラント治療とは、歯が抜け落ちた部分にチタン製の人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上からセラミック製の人工歯を装着して歯の機能を回復させる治療です。人工歯根が顎の骨と強固に結合するため、違和感なくしっかりと咬むことができます。また、セラミックの人工歯はきれいな色味で、透明感のある白い歯がよみがえります。なお、お手入れはご自分の歯と同様に毎日のブラッシングと歯科医院での定期検診が必要です。
PICK UP 患者様へのメッセージ
当院は、平成5年からインプラント治療に取り組んでまいりました。現在では最新のCT機器も導入し、術前の診断を慎重に行い、より安心・安全な手術を実現しています。なお、平成25年7月現在の残存率は97.6%(165本中)です。
前歯部には審美性に優れた「2ピースタイプ」、奥歯には耐久性に優れ費用も安価な「1ピースタイプ」と、症例に合わせたご提案を差し上げるのはもちろん、被せ物を入れた後も定期的にチェックしてトラブルを未然に防いでいきます。
当院が採用するインプラントメーカー
江東区・清澄白河のきしだ歯科クリニックでは、ストローマンインプラント取り扱い、患者様の症例・ご希望・ご予算に合わせて最適なシステムをご提案しています。
ストローマンインプラント
ストローマンインプラントは、世界70ヶ国以上、500万人以上の患者様の治療に使用されている、世界シェアNO.1のインプラントです。
インプラントの品質は、使い始めてすぐはあまり違いがわかりにくいかもしれませんが、10年後、15年後と長く使っていくにつれて、品質の差を感じるようになってきます。
ストローマンインプラントは45年以上の歴史があり、治療後5年および10年の長期的な臨床データから確かな安全性が立証されているので、安心してお使いいただけます。
当院のインプラント治療
インプラントオーバーデンチャー
取り外しできる入れ歯を支えるためにインプラントを使用する治療法。特に、入れ歯が不安定になりがちな下顎の入れ歯を安定させるのに効果的です。
※やせてしまった骨にも対応できる直径2.0~2.5ミリのミニインプラントタイプも使用
インプラントオーバーデンチャーのメリット
咬みにくさを解消
顎の骨と結合したインプラントによって入れ歯を安定させられるため、「咬みにくい」「すぐに外れる」など、合わない入れ歯を使い続けるストレスから解放されます。
顎の骨の吸収を抑止
一般的な入れ歯を使っていると、顎の骨が次第に痩せていき、合わなくなってきて痛みが生じるようになりますが、インプラントオーバーデンチャーなら咬む刺激が顎の骨に伝わるため、顎の骨が痩せるのを防げます。
口臭対策に効果的
合わない入れ歯を使っていると、隙間に食べカスが入ることによって口臭が発生することがあります。インプラントオーバーデンチャーは入れ歯をぴったり安定するため食べカスが溜まりにくく、口臭対策にもなります。
経済的
今お使いの入れ歯とインプラントの組み合わせになることで、すべてインプラント治療に切り換えるよりも経済的です。
抜歯即時埋入
抜歯するのと同時にインプラントを埋め込む治療法です。一般的なインプラント治療では、抜歯からインプラントの埋入までに数ヶ月以上の治癒期間を置く必要がありますが、抜歯即時埋入なら治癒期間を置かずに済むため、治療期間を大幅に短縮できます。
フラップレス
一般的なインプラント治療では歯ぐきを切開してインプラントを埋入しますが、フラップレスという技術を使えば、歯ぐきを切開することなくインプラントの埋入が可能。術後の腫れや痛みが少なく済み、回復が早いのがメリットです。
ソケットリフト
顎の骨が足りない患者様がインプラント治療を受けるためには、インプラント埋入時に骨再生治療を受けて、顎の骨を回復させる必要があります。ソケットリフトは骨再生治療の一つで、インプラントを埋入する穴から骨補填剤を注入し、粘膜を押し上げながら骨を増やします。
当院の設備紹介
CT
当院では、インプラント治療にあたっての診断や術後の経過観察にもCTを活用しています。CTでは、患部の3D画像を取得できます。歯や顎の骨の状態を詳細に把握でき、精度の高い診断を実現。安全性の高い確実なインプラント治療につなげています。
インプラント治療の流れ
- STEP 1
カウンセリング -
歯のお悩みやご要望などをお伺いします。疑問や不安がございましたら、遠慮なくお尋ねください。
- STEP 2
治療計画の立案 -
虫歯・歯周病の検査やレントゲン、CT、口内写真の撮影を行います。インプラント治療を行えるかどうかを判断し、治療計画を立案します。
- STEP 3
一次手術 -
インプラントを埋め込む部分の歯ぐきを切開し、人工歯根を埋め込みます。
- STEP 4
治癒期間 -
約2ヶ月の治癒期間を設けます。
- STEP 5
人工歯装着 -
顎の骨と人工歯根の結合が確認できたら、セラミック製の人工歯を装着します。
- STEP 6
定期検診 -
10年・20年と長く使い続けていただくためには、毎日のブラッシングと定期検診が大切です。3~6ヶ月程度に1回の来院で各種ケアを行います。
PERIOTEST
当院では、インプラント術後の経過観察に「PERIOTEST」という機器を用いています。PERIOTESTの導入によって、インプラントと骨の結合状況を正確に測定できるようになりました。客観的なデータを得ることで、人工歯を被せるタイミングの決定や定期検診時の経過観察などにおいても、これまで以上の正確な判断が可能。測定・検査は無痛ですから、安心してお任せください。
インプラントQ&A
- Qインプラント治療に痛みはありますか?
- A手術は抜歯程度の小規模なもので、麻酔をするため術中の痛みはありません。翌日もほとんど痛みはありません。ご安心ください。
- Qインプラントはどのくらい持ちますか?
- Aご自宅で毎日、丁寧なブラッシングを行っていただき、3~6ヶ月に1回程度、定期検診を受診していただければ10年以上はお使いいただけます。当院では平成4年に現存のものとはタイプが違うインプラントを入れた患者様が今でも問題なく使っています。
- Qインプラント治療は何歳でも受けられますか?
- A顎の骨が成長した18歳以降であれば問題ありません。なお、重度の糖尿病などの全身疾患を患っている場合は治療を受けられないケースがあります。
- Q定期検診は必ず受けなければいけませんか?
- A必ず受診していただきます。インプラントはきちんとしたメインテナンスをすれば10年以上と維持できますが、メインテナンスを怠ると数年と持たずに抜け落ちてしまうほど、治療後のケアが重要です。せっかく取り戻した大切な歯を維持するため、定期検診は必ず受診してください。
- Q硬いものを食べても大丈夫でしょうか?
- A治療後すぐの間は、硬いものは避けてやわらかいものを食べてください。2ヶ月以上経過して安定したら硬いものでも問題ありません。
インプラント症例
ブレードタイプインプラント
平成4年9月に植立した症例(平成29年に撮影)
ブレードタイプのインプラントはすっかり見かけなくなりましたが、現在も全く問題なく機能しています。
インプラント術後8年経過
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術前 | 術後 8年 | 術後 8年経過 拡大写真 |
症例説明 | 左上欠損部に対してワンピースインプラントを植立し、約2か月後にハイブリッドセラミック前装冠を装着した。 |
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治療期間(通院回数) | 約3回 |
治療費用 | ¥210,000 |
副作用(リスク) | 天然歯同様に歯槽膿漏となり、インプラント周囲の骨が吸収し、最終的に脱落する可能性がある。 |
※価格はすべて税抜き表記です。
インプラント料金表
※価格はすべて税抜き表記です。
画像診断 | |
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CT画像処理診断 | 無料 |
インプラントの種類 | |
2ピース ストローマンインプラント | ¥300,000 |
上部構造の種類 | |
上部構造の代金 | クラウンより選択 |
オプション | |
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サージカルガイド | ¥50,000 |
ソケットリフト | ¥50,000 |
人工骨(βTCP) | ¥30,000 |
人工膜(バイオメンド) | ¥20,000 |
テルプラグ(コラーゲン) | ¥2,000 (インプラント予定の方は無料) |
きしだ歯科クリニックの入れ歯治療
implant
手術を必要とせず、比較的短期間で失った歯の機能を取り戻すことができる入れ歯治療。入れ歯には、保険診療と自費診療の2種類があり、それぞれ費用や機能、見た目の違いがあります。
PICK UP 患者様へのメッセージ
部分入れ歯や金属床の総入れ歯は、保険の入れ歯に比べて薄く丈夫につくることができるため、異物感の少ない入れ歯になります。また、支えにする部分に金属を使わない「ノンクラスプデンチャー」なら、入れ歯がほとんど目立ちません。「異物感がある入れ歯は嫌だ……」「目立つ入れ歯はちょっと……」という方もお気軽にご相談ください。
取り扱い入れ歯
ノンクラスプデンチャー
金属を使わない部分入れ歯。審美に優れているほか、軽くてやわらかい素材でできているため、装着感の違和感も少なく済みます。
マグネットデンチャー
残っている歯と入れ歯に特殊な磁石を装着して、磁力で固定する入れ歯。残っている歯への負担も少なく済み、審美性にも優れています。
シリコンデンチャー
やわらかく丈夫な生体用シリコンを使用した入れ歯。装着感が自然で、審美性にも優れています。
コーヌスクローネデンチャー
茶筒と同じ原理で固定する、バネを使用しない部分入れ歯。咬む時の揺れる感じが少なく、支えに使う歯にも優しい審美性にも優れているのが特徴です。
金属床義歯(チタン床・コバルトクロム床)
入れ歯の床の部分が金属でできた入れ歯。チタン床、コバルトクロム床などがあります。割れにくく、変形しにくいのが特徴です。
チタン床義歯
金属床義歯のなかでもっとも軽くて丈夫。生体親和性が高く、軽さと強さを併せ持っています。金属アレルギーを起こしにくいのも特徴です。
コバルトクロム床義歯
強度と柔軟性を併せ持っているコバルトクロム義歯。錆びにくく生体親和性が高いのも特徴です。
入れ歯料金表
※価格はすべて税抜き表記です。
金属床 | ||
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金属床 | 一般床 | 部分床 ¥250,000 |
全部床 ¥300,000 | ||
チタン床 | 部分床 ¥300,000 | |
全部床 ¥350,000 | ||
マグネット(1本あたり) | ¥30,000 | |
メッシュ(メタル) | ¥10,000 | |
修理 | ¥5,000~¥50,000 | |
オーリング(ゴムのみ) | ¥3,000 | |
個人トレー | ¥3,000 | |
ノンクラスプデンチャー | ||
ノンクラスプデンチャー | 片側床 | 1歯 ¥100,000 |
2歯 ¥110,000 | ||
3歯 ¥120,000 | ||
金属床とのコンビ | 片側 ¥200,000 | |
両側 ¥250,000 | ||
コーヌスクローネデンチャー (ソフトコーヌス) |
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コーヌスクローネデンチャー (ソフトコーヌス) |
内冠+外冠 | 1支台歯 ¥100,000 |
+金属床 | 片側 ¥150,000 | |
両側 ¥250,000 |